「ロマンスは別冊付録」は、2019年1月から3月まで韓国tvN放送にて放送されたドラマです。
出版社を舞台に本を作り出す人達の物語で、主演はイ・ジョンソクとイ・ナヨン。優しい時間が流れて元気をもらえる韓国ドラマでした。
それぞれの人生を歩みながらも仕事に対する情熱や社内の人たちに対する愛情、皆で良い作品を作り出そうというところに元気をもらいました。
また、カン・ダニ(イ・ナヨン)が社会復帰を目指し、歯を食いしばりながらも明るく突き進んでいく姿や、やさしく背中を押し続ける年下のチャ・ウノ(イ・ジョンソク)に勇気をもらいます。
毎回印象に残る言葉たち
物語は韓国ドラマに多い急展開や悪役の出現がなく、見終わると「やさしさ」が残るストーリーでした。
「本」というアナログ的な言葉を大切にしていて、登場人物が話す言葉やエンディングの映像と詩に毎回心を打たれましたね。
今回も「ロマンスは別冊付録」を通して韓国の食文化をのぞいていきたいと思います。
カン・ダニの夜中にこっそり「ボウルビビンバ」
2話の終わりのシーンです。カン・ダニは住む家がなくなり、チャ・ウノの家でこっそり生活を始めます。
そして夜中にこっそり…ボウルに入れて食べているものは비빔밥「ビビンバ」です。
物音をたててしまい必死で隠れます。
ボウルを抱いているところがかわいらしいですね。
結局ばれてしまい、話をすることに…強いお酒を飲んでごまかしたり…。
一番簡単に作って食べれる「ビビンバ」
韓国ドラマといえば、食事シーンがとても多く出てきますよね。毎回沢山のおかずが並んでるシーンもよく見かけます。
日本の風習と少し違い、冷蔵庫に色々な種類のおかず(バンチャン)をストックするので沢山のおかずが用意できます。
その冷蔵庫の色々なおかずをご飯にのせれば「即席ビビンバ」が出来上がります。
「ビビンバボウル」って何入れて食べる?
このようなステンレスのボウルを「涼盆/양푼 ヤンプン」といいます。
ビビンバや冷麺、刺身丼が入っているボウルのことをそう呼びます。
カン・ダニのボウルビビンバの中は人参、ほうれん草、豆もやし、わらびが入っていましたね。
それにコチュジャンをまぜまぜして急いで食べていたのでしょう。
普段冷蔵庫にストックするバンチャンといえば、
色々な種類のキムチ類、野菜のナムル類、スパムやハムを焼いたもの、煮豆、いりこの炒め物、朝鮮南瓜の炒め物など、
その他いろいろ家庭の味がありますね。
簡単に食べれるビビンバは白ご飯に自分の好きなおかず類をのせ、目玉焼きをのせたらとってもおいしくなります。
最後に好きな量のコチュジャンとごま油を入れればパーフェクトですね。
ドラマや映画のシーンでイライラした時に辛くして思いっきり混ぜて一気に頬張ったり、暗いリビングでコソコソ冷蔵庫の前で食べたり、韓国ではなくてはならない国民食ですね。
栄養のバランスもとれますし、自分で辛さや味を調節できるのがいいですね。
冷蔵庫にストックおかずを作っていつでも美味しく簡単に作れるビビンバ、早速私もやってみたいと思いました!