コロナで外出を自粛する期間が続いています。みなさんはどうやって過ごしていますか。我が家は今まで見れなかった韓国のヒットドラマを見ながら過ごしています。
ソウル梨泰院を舞台に居酒屋を大企業に成長させていく一人の男の話です。よく作られたストーリーと演出力で先がどんどん気になり一気に見てしまいました。
今回は「梨泰院クラス」1話で父にお酒を教わるシーンから韓国お酒マナー、お酒飲み方、お酒文化について話をしてみたいと思います。
2020年大ヒット韓国ドラマ「梨泰院クラス」とは
大手飲食会社チャンガのチャン会長とその息子のせいで父親を亡くしたパク・セロイ（パク・ソジュン）は、梨泰院（イテウォン）に店をオープンさせるために奮闘する。梨泰院でのビジネスを思いのままにしようとしているチャン会長と激しく対立することに… <出典：wowkorea>
ソウルの梨泰院という地域は、米軍基地があり、その周辺には外国公館や外国人を対象にするお店が沢山あるソウルの中で最も国際色豊かなところです。
ちなみに日本語版ウェブ漫画は「六本木クラス」です。外国人がよく訪れる繫華街という設定には似てますね。
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韓国のお酒マナーについて
梨泰院クラスは、居酒屋サクセスストーリーなので、お酒はなくてはならない存在です。
1話は主人公「パクセロイ」が高校生の時の話ですが、そこで印象深いお酒のシーンが出てきます。
転校してきた当日、父が勤めている会社(将来因縁の関係)「長家」の長男を殴り、退学になってしまいます。
韓国の人とお酒を飲む時、喜ばれるマナー
退学させられた「パクセロイ」そして自ら退職した父はその日の帰りに静かな居酒屋で一杯飲みます。
ではここで早速韓国のお酒マナーについて解説します。
緑瓶は、ご存知のように韓国の焼酎「ソジュ」です。
日本でも有名なチャミスル、ジョウンデーはもちろん韓国ソジュならどの銘柄も同じ緑瓶です。
ちなみに今は廃止となった制度ですが、地域焼酎育成の一環で昔(1970年代～1996年)は焼酎の地域クォーター制度（地域産のお酒はその地域で50％消費する）がありました。
今もその影響で地方ごとにによく飲まれる焼酎があります。旅行先の地域ならではの焼酎を味わってみるのも韓国旅行の楽しみのひとつですね。
高校生なので、飲めないと拒否するパクセロイに父は退学したから大丈夫だと…でもまだ未成年者…ですよ。お父さん！
続いて父から目上の人に対しての酒のつぎかたを教わります。
１．右手でラベルを覆うように持ち
２．左手を添えて
３．グラスのギリギリまでつがず半分より少し上で
つまり7分目ってことですが、お酒が好きな方には9分目までOK！韓国の人と飲む時は多めで良いと思います。
４．飲む時は少し横を向いて
韓国の人は、目上の人と飲む時は、ほぼ100％横に向いて飲みます。これは日本にはない文化なので聞かれることが多いです。
韓国お酒の飲み方“酒は父親に教わるものだ”
パクセロいの父が聞きます。
「酒の味は？」
甘いと返事する息子に…
「今日が衝撃的な一日だった証拠だ」と返します。
翻訳は「衝撃的」になりましたが、“오늘하루가 인상적이었다는 거야.”は直訳すると「今日一日が印象的だったとのことだ」の意味です。
ドラマの様に静かな場所で韓国の焼酎とキムチチゲが恋しくなりますね。
みなさん、韓国の人と飲む機会があれば、韓国のお酒マナー、韓国お酒飲み方をぜひ実践してみてください。きっと韓国の人たちに喜ばれると思います。
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