「ちょっと最近体力が落ちてるかな?」「ちょっと風邪っぽいかも…」
そんな時に我が家では圧力鍋でサムゲタンを作ります。簡単であっという間に家族みんなポッカポカ。
釜山のオモニから受け継いだ味でみんな元気になあれ!
しっかりご飯を食べる韓国
学生のころからボランティア活動で韓国に行ったり来たりしていましたが、韓国の若者はとにかく元気元気!
よく食べる、よくしゃべる、すぐ盛り上がる、男の子たちは女子の為にパパっと動く…。
この人達の元気はどこから来るのだろうと感じながら過ごしていました。
体も学生の頃から大きな子が比較的に多くて、ご飯の時はみんなお腹がちぎれるまで食べていたように思います。
韓国人は病気知らず?なワケ
韓国では、冬は鍋のような暖かい食べ物はもちろんですが、夏にも温かい食べ物を食べる習慣があります。これを『以熱治熱』と言います。
寒い日にサムゲタンのお店に行くとお客さんもいっぱいでポカポカの何とも暖かい雰囲気ですが、夏の暑い日のサムゲタンのお店も「元気つけたるぞ!」とい感じでお客さんの気合も入っているようでこれまたいい雰囲気ですよね。
そんな習慣があり、あまり身体を冷やさないからでしょうか。
私の周りにいる韓国の人たちが風邪をひいているものあまり見たことがありません。
身体を冷やさないようにしたら風邪を引かなくなった
そんなこんなで普段から体が温まる食べ物をなるべく選ぶようにし唐辛子、漢方などをよく摂取するようになってから、ものすごく頻繁に風邪を引いていた身体が基礎体温が上がりいつしか風邪を引かなくなっていました。
今まで「冷たいもの」をやけに欲してた身体もそこまで求めなくなったような気がします。
簡単に作れることを知った!おいしくて身体にいいサムゲタン(参鶏湯)
韓国に住んでいた時、義母が作ってくれた料理の一つに圧力鍋で炊いたサムゲタンがあります。
休みの日はゆっくりみんなで温まる、そんな時間が大好きでした。
現在私たちは義母とは別に日本に住んでいるので、みんなの健康を守るのは私‼なので、皆さんにも美味しくて簡単なサムゲタン作り方紹介いたします。
誰にでも簡単に作れる本格的なサムゲタン
「サムゲタンといえば、丸鶏お腹に餅米が入っていて、家では作れない料理だと思っていませんでしたか?」
せっかく身体にいいものを食べたい時、手の込んだ方法では結局作るのを断念してしまいがちですよね。
これさえあれば本格的。
お家でサムゲタンを作る時はこれを鍋にポンと入れるだけで立派な香りや味に仕上がります。
この手作りキットは色々種類がありますが、枝類がメッシュのパックに入っているものが出来上がりの際、取り出すのに便利です。
※今回購入したキットの中身です。銀杏と棗(ナツメ)も入っています。パックの中には、日本ではあまり馴染みがないハリギリ(針桐)、ウコギ、ケンポナシ、キバナオギなどの漢方材料が入っています。
もちろんこの手作りキットがない時だって、ニンニクを入れるだけも簡単に作れますが私は冷凍庫に棗を常備していくつか入れて炊いています。
簡単サムゲタン(参鶏湯)の作り方
用意するもの
- 骨付きの鶏肉:500g(血合いをとって洗っておく)
- 水:材料と水が1:2.5くらい
- 長ネギ:3分の1(緑の部分も入れて細目切り)
- 人参:3分の1(細目切り)
- にんにく:5片(包丁のへらで軽く潰す)
- 餅米:カップ2杯半(洗って水を切っておく)
- サムゲタン漢方キット※なければ入れなくてもよい
- 塩:少々
☝水に上の材料とサムゲタンキットをドーンと豪快に入れて圧力鍋の蓋を閉めるだけです。
20分後、圧力を抜いて鶏肉がほろほろになっているか確認しましょう。
圧力鍋の蒸気を完全に抜いてから蓋を開けてください。
圧力鍋の使い方に全然慣れてなかった大昔の話ですが、蒸気を完全に抜かず蓋を開けた時、爆発してジャガイモが頭の上にのったことがあります。笑笑
いい感じで出来上がりました!
サムゲタンに合う付け合わせは⁈
我が家では手作りのカクトゥギ(大根キムチ)を添えていただきます。
スープの味付けを薄めにしているので本場っぽく塩も添えてほぐした鶏肉をつけるとさらに美味しく頂けますね。
漢方キットを使うと韓国で食べているような本場の香りになりますし、スープもトロッとしてとても身体が温まります。
皆さんも寒い日だけでなく暑い日も作ってみてくださいね。
今日もいただきます!